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井之頭病院 看護部
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看護部教育システム

認定看護師を目指したきっかけ

感染管理認定看護師の認定を取得してから、認定看護師は5年ごとの免許更新があるのですが、2016年に2回目の更新を無事に済ませました。
認定看護師を目指したのは、長い間、井之頭病院で感染対策を担当していたものの、わからないことがたくさんありとても困っていたからです。

感染管理プログラムの構築

認定看護師は日本看護協会ホームページを見ると特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践ができ看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的にしているとあります。
感染管理認定看護師は、自施設におけるすべての人を感染から守るために効果的な感染管理プログラムを構築することが求められます。
プログラムには、サーベイランス、感染防止技術、職業感染防止、感染管理教育、コンサルテーション、ファシリティマネジメントなどが含まれます。
認定看護師はどの分野もそうですが、感染管理の特徴は看護部だけにとどまらず、組織横断的に活動するところだと思います。
現在、症候性サーベイランス、手指衛生サーベイランス等を実施しています。
ICTでは環境ラウンドを毎週、抗菌薬適正使用ラウンド等を隔週で行っています。その他に適宜コンサルテーションをおこなったりしています。

これからの仕事について

精神科病院は閉鎖された空間に長期間生活を共にすることもあり、精神科の特徴を捉えた適切な感染対策が必要です。
患者を守り、仲間を守り、自分を守るために、今後も精神科に必要な感染対策に取り組んでいきたいと考えています。